日本真綿協会賞 作品
art work :
Kobayashi Ayaka
蚕による命の紡ぎは、朽ちても他の命の糧となってゆく自然の摂理をいつも想い起こさせます。生への願い、星の巡り、はかないけれど繋がりあって続いてゆく命・・そうした生への眼差しや想いを表現しました。
text : kobayashi
線と面の構成を活かした立体表現の中に表された空間には、心地よい緊張感と澄んだ空気感を感じさせます。素材の持ち味を活かした柔らかな色彩にも、作者の色彩に対する豊かな感性を感じます。これからも、この表現スタイルを深め、より大きな空間表現を期待します。
review : toyofuku